Smart Reef Tankについての想い

Smart Reef Tankについての想い

こんにちは!今回は、私の「Smart Reef Tankプロジェクト」についての想いをお話しします。幼少期から続いている生き物飼育への興味や、ものづくりの楽しさを融合させたこのプロジェクトの背景や目標、そして今後の展望についてご紹介します。

目次

1. 導入部分

幼少期の思い出

幼少期は、とにかく生き物が好きでした。田舎に住んでいたこともあり、山で昆虫採集をしたり、川でナマズを捕まえたり、池で小魚を捕ったりしていました。生き物を捕まえて自宅で飼育し観察することが子どもの頃の大きな楽しみでした。特にナマズに魅了され、友達と一緒に川に探しに行ったり、熱帯魚ショップで情報を集めたりしていました。

ものづくりとの出会い

ものづくりも好きで、絵画教室に通っていた時には、粘土を使った立体造形を楽しんでいました。その中でもナマズの造形をよく作っていました。これらの経験が私の中で生き物飼育とものづくりの二つの興味を結びつけました。

2. 潜在的な思い

潜在的な影響

幼少期から続いていた生き物飼育への興味は、大学生時代まで続いていました。一人暮らしでも魚やエビを飼育し、美術大学ではナマズの造形を制作しました。しかし、社会人になり仕事に追われる中で、作品制作や生き物飼育から遠ざかる時期もありました。

本当にやりたいこと

コロナ禍で仕事が減り、自宅待機の期間が増えたことで、本当にやりたいことを考え始めました。その時に生き物飼育が好きだったことを思い出し、テクノロジーで飼育の難しさを解決できないかと考えるようになりました。これがSmart Reef Tankプロジェクトの発案につながりました。

3. テクノロジーと生き物飼育

テクノロジーの活用

IoT技術を活用することで、遠隔での監視や管理、データ収集が可能になります。これにより、人が手間をかけずに水槽管理ができる理想的な環境を作り出すことができます。データの蓄積によって生き物の行動や生態を深く理解し、飼育の失敗を減らすことができるのです。

Smart Reef Tankプロジェクトの発案

過去の経験から得た「生き物飼育がうまくいかない」という課題をテクノロジーで解決するため、Smart Reef Tankプロジェクトを発案しました。メンテナンスフリーの水槽を作ることで、サンゴ水槽の管理を自動化し、サンゴの魅力を次世代に伝えることが目的です。

4. Smart Reef Tankプロジェクトの概要

プロジェクトの目的

Smart Reef Tankの目的は、水槽での生き物飼育を誰でも持続可能に、簡単に管理できるようにすることです。飼育のデータをオープンにして共有し、誰でも失敗しない飼育を目指します。

具体的な目標

Smart Reef Tankで達成したい具体的な目標やビジョンは、下記の通りです:

  • 温度管理: 水温を常に最適な範囲に保つ。
  • 水質管理: pH、塩分濃度、アンモニアなどのパラメータを監視。
  • 水槽内のリアルタイム画像: 監視カメラを使って水槽内の状況を確認。
  • 自動給餌機: 定期的に餌を供給。
  • 自動換水機(自動海水製作装置): 水替えを自動化。
  • 照明コントロール: 照明を自動で調整。
  • 水温コントロール: 養殖や産卵に必要な温度範囲を維持。
  • 水流管理: 適切な水流を保つ。
  • メンテナンス記録: メンテナンスの履歴を記録・管理。

5. プロジェクトへの情熱

プロジェクトへの思い

Smart Reef Tankプロジェクトは、私にとって非常に重要な取り組みです。現在、自然のサンゴが減少しているという現実を知り、未来にサンゴの魅力を伝え続けるために、このプロジェクトに全力を注いでいます。

個人的な意義

プロジェクトが成功すれば、自然のサンゴが失われても、水族館や個人の水槽でサンゴを保護し、未来のためにその美しさと生態を残すことができると信じています。

6. プロジェクトの進捗

現在の進捗状況

現在、ラズパイを介した温度センサーの完成や、Smart Reef Tankのアプリケーション実装に取り組んでいます。今後は、人工海水製造機の試作モデルや自動換水機の試作、各種センサーの実装などを進めていきます。

今後の計画

直近の目標としては、家族の理解を得て実際にサンゴ飼育に取り組むことです。また、飼育マニュアルの製作やサンゴ飼育の実践を通じて、プロジェクトをさらに進展させていきます。

7. 幼少期の私

プロジェクトに繋がる記憶

幼少期の私は、生き物飼育に夢中でした。地元にある三保の東海大学水族館は、幼少期に初めて訪れた水族館で、その記憶が今も鮮明に残っています。夏休みに親に連れて行ってもらった水族館は、私にとって魅惑の空間でした。水族館のイベントで地引網を体験し、そこで採れた魚を水族館に持ち帰って水槽で観察する企画は、私の中で生き物観察の楽しさを確信させる大きな出来事でした。
これらの体験が、私のプロジェクトへの情熱の原点となっています。

8. トラブルシューティングと学び

よくある問題とその解決方法

Smart Reef Tankプロジェクトには多くの技術と知識が必要です。プログラミング、3Dモデリング、データベース、サンゴ飼育、ネットワーク、センサー、マイコンなど、広範な知識を浅く広く学んでいます。生成AIを活用して情報を収集し、試行錯誤を繰り返しながら進めています。

学びと成長

プロジェクトを通じて、多くの新しいことを学び、成長しています。広く浅く学ぶ楽しさを感じながら、少しずつ知識を積み上げている最中です。

9. 今後の展望

長期的な目標

このプロジェクトの長期的な目標は以下の通りです:

  • 目的: サンゴを永続的に後世に残すためのプロジェクト
  • 目標:
    • ブリードサンゴを広める
    • メンテナンスフリー水槽の実現
    • サンゴの産卵について解明する
    • 多くの人にサンゴの産卵を体験させる
    • 情報のオープン化
    • サンゴの物々交換のプラットフォーム設立
    • ブログ運営とポートフォリオサイトの構築
    • IoTカメラを使った水槽の監視システムの開発

コミュニティへの貢献

プロジェクトを通じて、サンゴ飼育の知識や技術を広め、持続可能なサンゴ養殖を実現したいと考えています。これにより、未来の世代にもサンゴの美しさを伝えることができると信じています。

10. まとめ

総評

テクノロジーの力を通して、多くの人にサンゴを身近な存在として捉えられるように、このプロジェクトが一つのきっかけになれば幸いです。まだプロジェクトはスタートしたばかりで、試行錯誤の連続ですが、温かく見守ってください。

読者へのメッセージ

サンゴの魅力やテクノロジーの力を通じて、多くの人にサンゴ飼育の楽しさを伝えたいと思っています。私のプロジェクトに興味を持っていただけたら、ぜひ一緒にサンゴの未来を考えていきましょう。

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この記事を書いた人

「アートとテクノロジーの交差点で、新たな生態系を創る!」

美術大学を卒業した異色のITエンジニアです。3Dモデリングと電子工作を趣味に、ものづくりの世界を楽しみながら、現在は全自動サンゴ水槽「Smart Reef Tank」の開発に挑戦中。サンゴや水槽生態系への情熱を、IoT技術や自動化に結びつけることで、持続可能な飼育システムの実現を目指しています。アートとテクノロジーの融合が生む新しい水槽管理の可能性を追求しながら、日々成長と発見を重ねています!

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